• Shinya Hada

『私の心の天気予報』翻訳記事⑥

本記事は"the Weather Forecast of My Mind- Oneness Qi for Mind - Body Medicine "(English Edition) Myoung Sook Kim の日本語訳です。 ①~⑪まであります。翻訳は葉田真也。

https://www.amazon.co.jp/Weather-Forecast-My-Mind-Medicine-ebook/dp/B00AVGK1ZC/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540986300&sr=8-1&keywords=the+weather+forecast+of+my+mind

8.氣の運用:量子医療

 すでに議論したように、韓国の氣の哲学者は宇宙と人間の現実と現象をつかむために氣の観念を利用した。さらに、彼らは「精氣神」を操り、病気を予防する方法として心の修養を実践した。また、氣医療は健康だけに焦点を当てるのではなく人間の真の人格の回復を通して治療よりもむしろ予防に焦点を当てる。予防と真の人間性の回復は氣と心の相関関係の確立を理解することによって可能である。その人の人格により、氣の質は心の人格を作り出し、情け深い氣も破壊的な氣も作り出す。怒りの氣や抑うつ的な氣は、体に毒素や老廃物を作り出して氣の自然な流れを妨害し、病気の原因となるが、「精氣神」の運用により、バランスや実際に浄化を生み出すことが出来る。だから、それが身体や心、魂に向けられると同時に、予防的で、全体観的医療だとみなされるのである。

 予防医学としての氣運用の思想を量子医療と比較するとより明確になる。量子医療によると、身体は二層構造である;見える構成物(身体)と見えない部分(精神)、そして、見える部分と見えない部分は密接に関わっている。

 身体(物質)=分子+原子+粒子+エネルギー+振動+量子領域

精神=粒子+エネルギー+振動+意識量子領域

量子医療において、身体と心は関連性があり、両方が粒子、振動、量子領域を持ち、そのために、両方が互いに影響を与えることが可能なのである。加えて、心は単なる感情や感覚ではなく、心理エネルギーと活きた情報なのである。量子医療での連動している身体、情報エネルギー、心という観念は氣医療における精氣神の「有機的一元」の概念に一致する。

量子医療の用語でいうなら、私たちは氣運用を身体に「振動を合わせる」という言い方をする。器官、神経、細胞にはそれぞれが違った振動と周波数がある。病気は単一の振動が病理的振動に変化することであり、身体の一つの箇所の振動の変化により身体全体の振動のバランスのすべてが崩れることもある。

もし、身体のある部分の周波数が変われば、身体の陰陽五行全体構造バランスが崩れかねない。五行の表で見たように、内臓器官は五行のエネルギーと密接に関連している。私達の感情の変化は五行のエネルギーに影響を与え、エネルギーのバランスが崩れれば体の症状に表れる。このように、例えば、怒りの波と振動は肝臓、目に繋がる木氣の振動と、悲しみの振動は肺、鼻に関連のある金氣と響きあい、不安の振動は胃、口とつながりのある土氣に一致している。だから極端に神経質になったり、ストレスを感じたりすると、消化不良になったり、口が乾燥するかもしれない。また、中間のエネルギーセンターに悪影響があると、胸の痛みや肩のこわばりになるかもしれない。

神(霊)       天

氣(心)       人

ユング(体)     地

大宇宙と小宇宙

氣運用が健康で強い「精氣神」を修養し、維持するのと同様に、量子医療、あるいは、振動医療は人間を有機的な相関したシステムとして研究している。それはすなわち、①可視の物理的構造 ②不可視の情報エネルギー構造 ③心的構造、である。人間とはこの三つの統合であり、病気はこれらの三つの構造のどれかから始まる。

このように、量子医療も見えないレベルでの振動の変化として病気を捉え、身体的症状の治療だけよりもむしろ全体的な治療を目指す。その主要な関心は、病気の70%は心に端を発しているという理解に基づき、病気を生み出すのは心であるということである。

私達は意識を持っているので生きることができ、氣が流れるので肉体を維持できるのである。氣が清浄であるとき、心もまた清浄である。体が疲れているとき、氣は不浄である。東洋の氣医療も西洋の量子医療も、体と心と霊の相関関係性への洞察に基づいて、人間を総体で明らかにする方法を模索し、全体観的医療を目指す。

9.一元霊性と氣修練の実践

一元の氣修練は体の三つの主要なエネルギーセンター:上のエネルギーセンター、中間のエネルギーセンター、下のエネルギーセンター、を開いて、活性化させる。一元の氣修練はそれぞれの段階で三つの部分:朗唱、氣の受け取り/氣運用の運動、そして瞑想、で構成される。朗唱は自然の振動に響かせ、霊の中心である頭の上にある上のエネルギーセンター活性化させるために行う。そこを開けば、修練者は最も効率的に氣エネルギーを受け取れる。その際に行う氣運動は氣を体に取り込み、不浄な氣を発散させる。瞑想は、思考と感情を平和な状態に変えて、整えなおす過程で、受け取って循環させた元氣の純粋な振動を維持する。

自然の周波数を回復し、響かせる

古代韓国人は自然の振動と自己を一体化させる氣修養(律呂調陽)の習慣を伝承している。元氣を人間の体に保存するその方法は、人々を啓発し、統治する立場である王たちにより決められて実施された。使用されたのは自然の振動と響かせる一種の発声法である「正音」呼ばれるものである。これまでに述べたことは、人体は自然と調和する微妙な振動と周波で響きあっているが、ストレスや感情の乱れのため、本来の周波数が失われて変わっていまい、体の氣の自然な流れの中に滞り、身体は病気になりはじめる。

それでも、自然の振動と人間を合せて回復させることを目的とした「ハヌル12真法(一元の氣修練)」には、一種の発声法、または朗唱がある。朗誦には体と心の周波数を自然の周波数と合せる音とリズムを体系化されている。地球の周波数である7~8Hzは、人間の睡眠状態と響きあっている。それが平和で、静かな心の状態の周波数である。

周波数はそれ自身が情報である。一元朗唱は心と体の周波数を自然の周波数に合せる。つまり、一元朗唱は平和と調和だけをもつ自然の情報を伝えることが出来る。この波長と振動を共鳴させることで、内臓、体の経絡は活性化される。朗唱は氣の経絡と氣穴を開くための調整の方法で、平和で調和のある状態を回復できる。

感情の病気も体の病気も、その根本原因は体内の氣のアンバランスである。朗唱で氣のアンバランスが細胞レベルに至り、身体症状として現れる前にそれを正すことができる。これが、朗唱が生命のリズムを取り戻す振動修練といわれる所以である。この自然の振動は元氣、創造の力が発する宇宙の中心の持つ振動である。朗唱は「天文」とも呼ばれ、生命元氣を伝えることのできる陰と陽の創造の原則と力をもつ。

一元の氣修練は、必ず自然の周波と自分の周波を合わせる天文の朗唱から始まる。これは特定のラジオ局を聞くために正しい周波を選ぶようなものである。宇宙から元氣を受けるために修練者はまず振動を合せなければならない。これがいつも最初に修練で行われることである。

上のエネルギーセンター(上のエネルギーセンター)、天の小宇宙を開く

他のエネルギー修練には下のエネルギーセンター(下のエネルギーセンター)に氣を集め、それからそのエネルギーを中間のエネルギーセンター(中間のエネルギーセンター)、それから上のエネルギーセンター(上のエネルギーセンター)に上げる呼吸技法がある。これは実際の自然の流れに逆らっている。自然の流れは実際には上のエネルギーセンターのから中間のエネルギーセンター、最後に下のエネルギーセンターに降りる。一元の氣修練は本当に氣の自然の流れで行われる。今日行われている既存の氣エネルギーとその方法においては、氣の流れの方向だけでなく、運用される氣の種類も一元の氣修練とは違っている。昨今の他流派で使われる氣エネルギーは、斜陽光のように弱まった自然のもので、太古の時代ほどの効力が無い。そして、たとえもし、正しい氣修練を行っても、現在の自然の氣の状態では、氣を集めても、それを一元の氣にまで高めるのにかなりの時間を要する。しかし、今の、氣エネルギーとその修練の新しい形であり、新たな着想の陰陽五行から生み出された、一元の氣修練で、私たちは「一元」の氣と光を統一することができる。だから、私達はより効率的に本当の霊性を回復し、健康な体を作りおすことができる。これはそれまでの修練が間違っているということではない。むしろ、今の一元の氣エネルギー修練が取り組む氣の質の緊急かつ根本的問題が現代にある。上述したように、頭頂部のチャクラを活性化させ、心身の周波数と振動を変え宇宙の周波数と一つになるためには天文朗唱が必要である。ところで、周波数の変化は、この朗唱で作られる、宇宙で最高の、最も強い周波数でのみ可能になる。一元の朗唱なら、詰まった氣穴を開き、氣の経絡を活性化させ、もとの周波数を失って硬くなった心を再精錬し、宇宙と交流する通り道となる周波数を回復できる。

「一元の朗唱」の振動と周波数はストレスによっておきた体内の氣のアンバランスを正し、自然のリズムを取り戻す。だから、朗唱には、一元の氣修練において宇宙と修練者を共鳴させて、自然と一になるように導くという役割がある。頭頂部のチャクラを開くとき、中間のエネルギーセンターと下のエネルギーセンターを順に開くことが可能になる。その過程で修練者は平和に満ち溢れた心と、リラックスした体、魂の浄化を体験する。逆に頭頂部のチャクラが遮断されていると、人は自然と分離されたと感じる。これが基本的な人間の疎外感と孤独感だが、人間のチャクラはエネルギー的に自然と結びついているとき、人は充足感と愛を感じ、基本的な他者との関係性を確立し、愛し、愛されるような心を開くことができる。

このようにして、一元の氣修練の修練者は、朗唱で宇宙に周波を合わせ、頭頂部のチャクラと上のエネルギーセンターを開き、元氣を受け取ることができ、そのようにして心と体を作りなおせるようになる。

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